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今回入荷したバタックブルーは、リントンエリアとサモシール島のコーヒーがブレンドされたマンデリンです。これまでのバタックブルーよりもクリーンな仕上がりを持ちつつも、リントンフレーバーの特徴であるアーシーさやフルーツフレーバーを感じます。
精製 スマトラ式
標高 1,300〜1,500m
品種 シガラルタン・アテン・オナンガンジャン・アチェ等
入港月 2025年01月
乾燥 天日乾燥
規格 G1
バタックブルーの名前の由来
この豆の色をここでは「バッタクブルーと呼ぶんだ」と、リントンのコーヒー乾燥場を訪れた時に農家さんが教えてくれました。それは、スマトラ式で生豆の状態で乾燥されたコーヒーの色。深く青々としたコーヒーの色でした。
スマトラ式は、乾燥工程が2回あります。パーチメントの段階で乾燥を行う第一段階。ここでは、水分値を25〜30%まで乾燥します。日照時間にもよりますが、1〜2日ぐらいで完了します。その後、パーチメントを脱穀して、生豆の状態にしてから再度乾燥。これが第2段階の乾燥です。 脱穀したての時は、手の指で生豆を割くことができるぐらいの水分量の高さですが、これを丁寧に数日かけて乾燥させている間に、スマトラ式特有のあの青々とした色合いになってきます。
バタックとは、周辺に暮らす民族の名前、バタック族からきています。バタック族の小農家が作り出す、深い青色のマンデリンは、まるでトバ湖の深く、青々とした水面を彷彿とされることから、この名前がつけられたと言われています。
湖に浮かぶ孤島
トバ湖は世界最大のカルデラ湖として知られており、その中に浮かぶサモシール島は観光地としても有名です。
このトバ湖に囲われたサモシール島ではスマトラ島の中でも特に雨量の多い地域で、それは、トバ湖の水が太陽光に熱せられて、雲を作り出し、サモシール島に雨を降らせるためです。トバ湖にほど近いリントンよりも雨量が多く、その微気候(マイクロクライメイト)がサモシール特有のクリーンカップを作り出しています。
ブレンドの妙
年に2回収穫期があるスマトラ島と呼ばれていますが、それは赤道に位置する産地だからです。雨季が2回あり、そのため開花も2回、そして収穫も2回あるというのがマンデリンの産地です。
ところが、地球温暖化の影響か、気候変動で今では年がら年中収穫ができる産地となっています。もちろん大きな収穫期がある3〜4月と10月〜12月は変わらずですが、そのほかの月でも実が付き常に売買がされています。 その影響もあってか、今年のリントンの出来はあまり良くなく、しかも価格は高い。という状況でした。
現地の輸出会社と協議して、ならばブレンドでその品質を安定させてみようという試みをしたのが、今回のロットです。 リントンとサモシール島をうまくブレンドすることによって、今までお使いいただいていた商品と同じレベルのコーヒーに仕上がりました。配合比率を変えて何度もカップテストを行い作り出した商品です。ぜひお試しください。